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土砂災害警戒区域等の指定について
平成26年度に広島市で発生した大規模な土砂災害により甚大な被害が発生しました。
市民の防災意識・危機意識の向上のため、市民の皆様へ土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域、避難場所、防災気象情報や避難情報の伝達・収集方法などについて、下記のとおりお知らせします。
土砂災害から身を守るために知っておきたい3つのポイント
土砂災害から身を守るためには、私たち一人ひとりが土砂災害に対して、日頃から備えておくことが重要です。ここでは、土砂災害から身を守るために最低限知っておくべき3つのポイントを紹介します。
1 お住まいの地域が土砂災害警戒区域又は土砂災害特別警戒区域かどうか確認をする。
土砂災害発生のおそれがある地区は土砂災害警戒区域又は土砂災害特別警戒区域に指定されています。
お住まいの地域が該当するか、新座市洪水・土砂災害ハザードマップでご確認ください。
※ 埼玉県が実施した土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律に基づく基礎調査の結果、平成27年10月2日付け埼玉県告示第1118号にて、土砂災害警戒区域又は土砂災害特別警戒区域に、正式に指定されました。詳細は埼玉県朝霞県土事務所にお問い合わせください。(電話048-471-4661)
2 雨が降り出したら土砂災害警戒情報に注意する。
雨が降り出したら、「土砂災害警戒情報」に注意しましょう。土砂災害警戒情報は、大雨による土砂災害発生の危険度が高まったときに、新座市が避難情報を発令する際の判断や、住民の自主避難の参考となるよう、埼玉県と熊谷気象台が共同で発表する防災情報です。気象庁ホームページで確認できるほか、テレビやラジオの気象情報でも発表されます。
新座市の避難情報発令基準
「新座市が発令する避難情報が変わります」のページに掲載しています。
3 土砂災害警戒情報が発表されたら早めに避難する。
本市に土砂災害警戒情報が発表されたら、土砂災害警戒区域又は土砂災害特別警戒区域にお住まいの方は、安全な場所へ避難しましょう。
土砂災害警戒区域にお住まいの方の避難は、区域外の避難場所や親戚・知人宅などへ立退き避難することが原則です。
市が避難の必要があると判断した場合、防災行政無線、緊急速報メール、市ホームページなどにより市民の皆様へお知らせをします。原則、避難対象となるのは、土砂災害警戒区域又は土砂災害特別警戒区域にお住まいの方です。
お年寄りや障がいのある方など避難に時間がかかる方は、移動時間を考えて早めに避難することが重要です。
また、土砂災害の多くは木造の1階で被災しています。逃げ遅れた場合など、避難場所への避難が困難又はかえって危険と判断できるときは、近くの頑丈な建物の2階以上に緊急避難するか、それも難しい場合は家の中でより安全な場所(がけから離れた部屋や2階など)に避難することも想定しておきましょう。
土砂災害の前兆現象にも注意
土砂災害には、斜面に亀裂ができる、小石が落ちてくる等の前兆現象が現われることがあります(新座市防災マップ・ハンドブック:土砂災害対策を参照)。これに気づいたら、周囲の人にも知らせつつ、速やかにその場から離れて安全を確保するとともに、市へ御連絡ください。