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豪雨による内水氾濫への備え

ページID:0114495 更新日:2022年4月1日更新 印刷ページ表示

雨水対策について

 近年、台風に伴う大雨や局地的なゲリラ豪雨などによって、市内各所で床上・床下浸水や道路冠水被害が発生しています。これらの浸水被害は内水氾濫によるものです。内水氾濫について、その仕組みを十分に理解するとともに、対策を講じることにより、被害を軽減しましょう。

内水氾濫とは

 下水道の許容量を超える強い雨が降ると、雨水の排水が追いつかず、地面に溜まります。低いところには周囲から水が流れ込んできて浸水深がより大きくなります。また、排水用の水路や小河川は水位を増して真っ先に溢れ出します。このようにして起こる浸水を内水氾濫といいます。

内水氾濫の原因

 樹林地・草地・畑・水田などは、雨水を地表面上へ一時貯留し、また地中へ浸透させる働きを持っています。住宅の屋根部分の面積の増大、道路・駐車場等の舗装など、市街化が進むと、雨水貯留能力もった地表が減少し、その能力が大きく低下します。また、整地・路面舗装・側溝などは雨水流に対する地表面の抵抗を非常に小さくして流速を大きくします。

 市街化がもたらす雨水貯留能力及び地中浸透能力の減少や、地表面の抵抗の低下によって、排水できなかった雨水が低い土地に短時間で集中し、床上・床下浸水や道路冠水といった内水氾濫が発生します。

内水氾濫の対策

 内水氾濫を防止するためには、積極的に雨水の貯留と浸透を図ること、敷地外に「流す」のではなくて、敷地内に「溜める」、「しみ込ませる」ということが重要となります。

 具体的な対策としては、以下の方法が挙げられます。

 ・雨水貯留槽の設置

 ・雨水浸透桝の設置

 ・敷地内における緑化

 ・雨水浸透しやすい地表面の確保

 敷地等への流入の予防には、止水板の設置も有効です。

 また、市では緊急措置として土のうの配布を行っております。原則、市役所に取りに来ていただくこと、市で回収は行わないこと、数に限りがあること、災害切迫時には迅速な対応が困難な場合があることをご理解の上、危機管理室にご連絡ください。

 なお、市では、定期的に道路上の集水ますの清掃を行っておりますが、台風接近前の清掃など、市民の皆様のご協力をお願いいたします。

 気象情報や市からの避難情報等の入手方法

 ・雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト) (気象庁ホームページへリンクします。)

  降水域の分布を250メートル四方の細かさで、5分ごとに30分先まで予測できるシステムです。

  ・埼玉県防災情報メール(埼玉県ホームページへリンクします。)

  埼玉県が行っている、地震や気象情報をメールを用いて配信するサービスです。

 ・緊急速報(エリア)メール(新座市ホームページへリンクします。)

  市では、携帯電話事業者と連携し、市域の方に対し、避難情報などの緊急情報をお知らせします。

 

   ※土砂災害対策については以下のリンク先で御確認ください。

   土砂災害警戒区域等の指定について(新座市ホームページへリンクします。)