ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > にいざ見聞録 > にいざ見聞録(第14回 大地をつくる黒目川)

本文

にいざ見聞録(第14回 大地をつくる黒目川)

ページID:0000427 更新日:2012年11月1日更新 印刷ページ表示

  
黒目川の写真 黒目川は東京都東久留米市柳窪(やなぎくぼ)付近に水源を発し途中、都県境付近で落合川と合流する全長約17キロメートルの一級河川です。野火止用水の南側をほぼ平行に流下して新座市、朝霞市を通り新河岸川へ流入しています。
 今の黒目川は、両岸を堤防にかこまれ流路を固定された流れとなっています。しかし、かつては片山の低地を自由に流れていました。
 この「くろめ」という言葉の由来については、落合川との合流地点から新座市の下流域にかけて「黒目の里」と称していたことに関係すると思われますが定説はありません。古い文献などにはいろいろな文字が使われていました。
 江戸幕府の編纂(へんさん)した『新編武蔵風土記稿(しんぺんむさしふうどきこう)」の新座郡総説及び多摩郡総説には「黒目川(くろめがわ)」「久留米川(くるめがわ)」「来目川(くるめがわ)」と記しています。
 語源的にも諸説がありますが、水源である湧水のクルクル回る様子や、川の蛇行により水面がクルメク様子からきたものと思われます。
 黒目川流域には先人たちの遺跡も数多くあり、原始の時代から新座の歴史と暮らしは川とともにありました。

案内図

栗原一丁目・石神三丁目地内~畑中三丁目地内 黒目川

案内図