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9月1日は防災の日、家族防災会議を開きましょう
9月1日は防災の日、毎年9月の第1日曜日は新座市家族防災会議の日です
防災の日は、関東大震災が発生した日が9月1日であること、また、伊勢湾台風の大きな被害が契機となり、地震や風水害等に対する心構え等を育成するため、創設されました。また、防災の日を含む一週間は「防災週間」と定められています。
この他、東日本大震災における甚大な被害を受け、「津波防災の日」が定められました。なお、「津波防災の日」は11月5日と定められており、平成27年12月の国連総会本会議において、同日は「世界津波の日」と定められております。また、11月5日は、江戸時代(1854年)に中部地方から九州地方の太平洋沿岸に大きな津波被害をもたらした「安政南海地震」の発生した日にちなんだものです。
本市では、各ご家庭において、防災の取組を話し合っていただき、安全を確認していただくことを目的として、毎年9月の第1日曜日を「新座市家族防災会議の日」と定めています。いざというときに慌てずに行動できるよう以下の「わが家の防災チェックシート」を参考に家族で話し合いましょう。
また、小・中学生のお子様と自宅で一緒に防災について話し合っていただくことを目的として作成した「小・中学生向け防災チェックシート」についてもご活用ください。
- わが家の防災チェックシート (別ウィンドウ・PDFファイル・1.21MB)
- 小学生向け防災チェックシート (別ウィンドウ・PDFファイル・428KB)
- 小学生向け防災チェックシートの解説 (別ウィンドウ・PDFファイル・330KB)
- 中学生向け防災チェックシート (別ウィンドウ・PDFファイル・357KB)
- 中学生向け防災チェックシートの解説 (別ウィンドウ・PDFファイル・371KB)
会議のテーマは…
- 災害時の家族の役割分担
- 安否確認の方法(参考「九都県市作成のポスター 」)
- 集合場所(混乱時には、具体的な方が家族を見つけやすくなります。例:「○○小校庭の鉄棒脇」など)
- 避難場所 など
- 災害時の情報取得の方法
- 災害種別ごとの対策や日頃からの備え(参考「新座市防災マップ・ハンドブック」)
- 災害時に備えた食料等の備蓄
- 避難時の持出品の例
災害時の被害を減らすために
❏ 家具の転倒・落下防止の対策を
家具などを固定し、転倒や落下防止措置をしておきましょう。
また、けがの防止や避難に支障がないか考え、家具を配置しましょう。
主な家具転倒防止器具はこちら を参考にしてください。
❏ ガラスの飛散防止対策を
食器棚や窓などのガラスには、飛散防止措置をしておきましょう。
また、避難に備えてスリッパやスニーカーなどを準備しておきましょう。
❏家屋や塀の強度の確認を
家屋は耐震診断を受け、必要な補強を行い、ブロックやコンクリートなどの塀は、倒れないように補強しておきましょう。
市では、木造住宅の耐震診断や建替えなどの費用の一部を助成しています。
❏消火への備えを
火災の発生に備えて消火器の準備やふろの水のくみ置きをしておきましょう。
❏火災の早期発見と防止対策を
火災の早期発見のため、住宅用火災警報器を設置しましょう。
また、火災予防のため、使用しない家電のプラグはコンセントから抜き、地震の際の通電火災防止のため、感震ブレーカーなどの防災機器を設置しておきましょう。
❏非常用品の準備・確認を
非常用品を準備し、置く場所を決めておきましょう。
また、車載ジャッキやカーラジオなど、身の回りにあるものの活用を考えておくとよいでしょう。
❏地域における危険性の確認を
地域の特性(地盤など)や、洪水や土砂災害などの危険性について確認し、わが家の防災マップを作りましょう。
市が作成している防災マップ・ハンドブックや洪水・土砂災害ハザードマップ、地震ハザードマップを参考にしてください。
❏ 防災の知識を身につけましょう
市の出前講座などを活用したり、新聞、テレビなどから防災情報を収集し、知識を身に付けましょう。
動画やインターネット教材で防災を学びましょう!
❏防災行動力を高めましょう
日頃から防災訓練に参加し、身体防護、初期消火、応急救護、避難要領などを身につけましょう。
発災直後のために
❏防災グッズを携帯しましょう
普段から、急場がしのげる必要最小限の防災グッズを携帯しましょう。
外出中の災害で、エレベーターなどに閉じ込められる場合も想定し、携帯トイレ、暑さ・寒さ対策のための小物、お菓子などが入っているとよいでしょう。
❏懐中電灯はすぐに使える場所へ
停電に備えて、懐中電灯はすぐに使える場所に置きましょう。
発災後3日間のために
緊急避難後、安全が確保されてから家族が3日間生き延びるための水、食料、生活必需品や避難所での防犯対策として防犯ブザーやホイッスルも準備しましょう。市ホームページ「非常用持ち出し品の準備のポイント」を参考にしてください。
避難の際には、膨大な量になるので、持ち運べるよう分散し、玄関近くや車のトランクなどに保管しましょう。
3日以上の長期的な避難生活のために
自宅の備蓄コーナーや物置などに家族の1~2週間の程度の食料(普段から買い置きしている食品を基本に、非常食などを加えるとよい)や水、生活必需品を備蓄しましょう。さらに、避難生活が長引いたときにできるだけ快適に過ごすためのものを用意しましょう。
各ご家庭で普段から備えておく備蓄品については、市が作成した「乳幼児がいるご家庭向けのパンフレット 」や東京都が運用している「東京備蓄ナビ」も参考にしてください。
安全な避難行動を行うために
❏ 避難場所の開設及び混雑状況を確認しましょう
災害発生時における各避難場所の開設状況や混雑状況の確認をインターネット上で確認いただけるようになりました。避難をしていただく場合には、必ずご確認いただくようお願いします。